新しい相棒

今日は、マニアックな話になりますよ～

カフアシストというマシーンをご存じですか？

私は、子供の頃から、SMA（ウェルドニッヒ・ホフマン病）という、
全身の筋力が低下していく持病があり、
肺の筋力も弱く、呼吸が浅いので、毎晩、就寝時に
BiPAP harmony（Bi-level陽圧人工呼吸器）を使っています

元気な人ならば難なく出来る、咳とか痰を出すとか、
そういうことも自力では厳しいので、手で押してもらったりして、
痰を出す時には、凄く苦労してたんですが・・・
それを助けてくれる医療機器があり
昨年から保険が適応になったこともあって、
昨年は、講演を聞きに行ったりしてたんです

そんな、前から気になっていた、カフアシストが、
ついに我が家にやってまいりました～　やった～

簡単に説明すると、
口鼻に当てたマスクから、強い風圧で一気に空気を入れ、
その後、掃除機のように入れた空気を機械が一気に吸い、休憩。
という、みなさんが、ゴホンってする動きを、
機械が助けてくれる、そういった感じの物です

上から順に、カフアシスト、ウエットティッシュ（ノンアルコール）、
吸引器（痰が上がってきて詰まった時に使うので
セットで置いておくように言われました）です

病院で3日ほど練習をしました～
先生が決めてくれた私の圧の設定は、
陽圧（吸う）30cmH２O　2秒　→　陰圧（はく）30cmH２O　2秒　→　休憩　1.8秒
これをオートで5回繰り返すのを1セットとして、
朝晩、2セットしています。　

私は、日常的に痰が出ることがないので、
まだ、これを使って痰を出したことはないのですが、
もし風邪をひいて痰が出るようなことがあったら、
きっと活躍してくれるんじゃないかと思っています

それから、肺のリハビリにも良いらしいので、
毎日、続けようと思ってます
肺は、柔軟にしておいた方が良いですしね

通常、深呼吸をしたり、ため息をついたりして、
自然に肺にいっぱい空気を入れているらしいのですが、
そういうことも私自身の力では、しっかり出来ないので、
カフアシストを使うことは、換気にもなって体に良いそうなんです

確かに、空気をめいいっぱい吸って、はききるというのは、
肺もめいいっぱい伸びる感じがするし、
結構、気持ちがいいもんなんですよね～
森の中で使えば、森林浴になって、もっと気持ちいいかもな～
この辺りに森は、ないけど（笑）

私の病気は、肺を動かす筋力は弱いものの、
肺そのものの機能は、健康な人と同じなので、
空気の出し入れさえ、ちゃんと補助すれば、
酸素を取り込んだり二酸化炭素を出したりできるんです

このカフアシスト、見た目以上にめちゃめちゃ重いので、
倉庫にあった、ゴマ付きの台に棚を置いて、
どの部屋でも持ち運べるようにしてみました
一応、女子なので（突っ込まないで～）、
使わない時は、ハンカチをかけて、可愛くしてあります